愛着スタイル「おそれ回避型」の特徴
おそれ回避型(恐れ・回避型)は、愛着スタイルの 4 つのタイプのひとつで、「不安」が高め、「回避」が高めの組み合わせです。ひとことで言うと「近づきたいのに、近づくのがこわい人」。人とつながりたい気持ちと、傷つくのがこわい気持ちの両方を強く持っているタイプ。近づくと不安になり、離れるとさみしくなる、という揺れを感じやすいのが特徴です。人の痛みに敏感で、やさしさを持っている人が多いスタイルです。
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- 好きな人ができても、信じていいのか迷ってしまう
- 近づきたい気持ちと、距離をとりたい気持ちが行き来する
- 相手の気持ちを確かめたいけれど、聞くのはこわい
- 仲良くなるほど、嫌われたらどうしようと考える
- 本音を言うのに、とても勇気がいる
- 人の痛みや気持ちに、よく気づく
恋愛でのおそれ回避型
- 気持ちが揺れやすく、自分でも戸惑うことがある
- 相手が近づくと引き、離れると追いかけたくなることがある
- 一貫して誠実な相手だと、少しずつ心を開ける
- 傷つく前に、自分から終わらせようとしてしまうことがある
友だち・職場でのおそれ回避型
- 人の気持ちを読むのが上手で、やさしい
- 人の評価が気になって、疲れやすい
- 頼りたいけど頼れず、ひとりで抱えこみがち
おそれ回避型によくある考えぐせ
- 「どうせわたしなんて」
- 「信じて、また傷ついたら…」
- 「近づきすぎないほうが安全」
しんどくなりやすい場面
- 関係が深まりかけたとき
- 相手の気持ちがわからないとき
- 昔の傷つきを思い出す場面
おそれ回避型の人が心地よく過ごすコツ
- 「近づきたい」「こわい」の両方があっていい、と自分に許可を出す
- 気持ちが揺れたら、ノートに書き出して時間をおく
- 一度にすべてを話さず、少しずつ信頼を積み重ねる
- 安心できる友だちや、専門家(カウンセラーなど)に話せる場を持つ
- 自分を責める言葉を、友だちにかけるような言葉に言いかえる
おそれ回避型の恋人・友だちができること
- 言ったことと、することを一致させる(一貫性がいちばんの安心)
- 距離をとられても、責めずに「待ってるね」と伝える
- 小さな約束を、確実に守る
- 気持ちを話してくれたら、急がずに受けとめる
おそれ回避型とほかのタイプの組み合わせ
- 🌤️ 安定型 × ⛅ おそれ回避型安定型のぶれない態度が、おそれ回避型の「信じてもいいかも」を少しずつ育てる組み合わせです。
- 🌧️ 不安型 × ⛅ おそれ回避型どちらも不安を感じやすく、相手の気持ちに敏感な組み合わせ。わかり合える深さがある一方で、気持ちの波が重なりやすいふたりです。
- 🌫️ 回避型 × ⛅ おそれ回避型どちらも距離をとることで自分を守りやすい組み合わせ。おたがいのペースを尊重しやすい反面、近づくきっかけをつかみにくいふたりです。
- ⛅ おそれ回避型 × ⛅ おそれ回避型おたがいの揺れや不安が、いちばんよくわかる組み合わせ。わかり合える深さがあるぶん、ふたりとも引いてしまうと距離が開きやすいふたりです。
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よくある質問
おそれ回避型は、ずっとこのまま?
愛着スタイルは、安心できる関係や経験によって少しずつ変わっていくと考えられています。ひとりで抱えるのがしんどいときは、信頼できる人やカウンセラーなどの専門家に話すのも、ひとつの方法です。
不安型や回避型とのちがいは?
不安型は「近づきたい」が強く、回避型は「距離をとりたい」が強いタイプ。おそれ回避型は、その両方を強く持っているため、気持ちが行き来しやすいのが特徴です。
ほかのタイプ
※ このページの内容は、愛着スタイルの考え方をもとにした一般的な傾向の説明で、医学的・心理学的な診断ではありません。同じタイプでも、人によって当てはまり方はちがいます。