自分の取扱説明書の書き方(テンプレートと例文)
自分の取扱説明書(取説)は、「こう接してもらえるとうれしい」「これをされるとしんどい」を、家電の説明書のようにまとめたものです。恋人や友だち、職場の人に渡しておくと、すれ違いや小さなモヤモヤが減りやすくなります。ここでは、書く項目のテンプレートと例文を紹介します。
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| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 製品の特長 | ふだんの自分の動き方 |
| 上手な取り扱い方 | うれしい接し方・ほめられ方 |
| ご注意(地雷) | されるとしんどいこと |
| 故障かな?と思ったら | 疲れや落ち込みのサインと、してほしいこと |
| 充電方法 | 元気が戻るやり方 |
| 連絡のしかた | ちょうどいい連絡の頻度 |
| 相性のいい人 | いっしょにいて楽な人 |
項目ごとの例文
製品の特長
ふだんの自分の動き方を書きます。
例:人と会うのは好きだけど、あとでひとりの時間がないと電池が切れます。
上手な取り扱い方
うれしい接し方・ほめられ方を書きます。
例:ほめるときは「どこがよかったか」を具体的に言ってもらえるといちばんうれしいです。
ご注意(地雷)
されるとしんどいことを書きます。
例:当日の予定変更が苦手です。変わるときは、わかった時点で早めに教えてください。
故障かな?と思ったら
疲れや落ち込みのサインと、してほしいことを書きます。
例:返信が短くなったら疲れているサイン。問いつめず「無理しないでね」とだけ言ってもらえると助かります。
充電方法
元気が戻るやり方を書きます。
例:ひとりで好きな動画を見る時間があれば、たいてい回復します。
連絡のしかた
ちょうどいい連絡の頻度を書きます。
例:返事は遅めですが、ちゃんと読んでいます。「返せるときでいいよ」と言ってもらえると安心します。
相性のいい人
いっしょにいて楽な人を書きます。
例:答えを急かさず、じっくり待ってくれる人と長続きします。
書くときのコツ
- 「〜してください」より「〜してもらえるとうれしい」:命令の形にすると、受けとる側が身がまえます。お願いの形にすると読みやすくなります。
- 具体的な場面で書く:「やさしくしてほしい」より「疲れているときは、予定を軽めにしてほしい」のほうが伝わります。
- 地雷は 2〜3 個にしぼる:たくさん並べると「気をつかう人」に見えてしまいます。いちばん大事なものだけで十分です。
- 相手にしてほしいことと、自分がすることをセットに:「返事が遅くなるけど、〇日以内には返すね」のように、自分の工夫も書くとフェアです。
- ときどき書き直す:環境や気分が変わると、取説も変わります。半年に一度くらい見直すのがおすすめです。
渡す相手ごとのポイント
恋人に渡すとき
連絡の頻度・ほめられ方・ケンカしたときのしてほしいこと、の 3 つがあると役に立ちます。おたがいに取説を見せ合うと、「責められている感じ」がなくなり、話し合いのきっかけになります。
友だちに渡すとき
遊びの誘い方(前もって/当日でも OK)や、疲れたときのサインを書いておくと、気をつかいすぎない関係になれます。おもしろいネタとして見せ合うのも楽しいです。
職場・チームで使うとき
質問のしかた(チャット/口頭)、集中したい時間帯、ほめられ方など、仕事に関係する項目にしぼると使いやすくなります。プライベートなことは書かなくて大丈夫です。
気をつけたいこと
取説は「わかってもらうための手がかり」で、「この通りにしないとダメ」というルールではありません。相手にも事情や苦手があります。おたがいの取説を見せ合って、ちょうどいい落としどころを探すくらいの気持ちで使ってください。
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